新感覚ホラーゲーム『先端恐怖症』5月4日リリース!CIN GROUP自社開発プロダクト第2弾として無料配信開始 | 株式会社 CIN GROUP(シーアイエヌグループ)

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2023.05.01

新感覚ホラーゲーム『先端恐怖症』5月4日リリース!CIN GROUP自社開発プロダクト第2弾として無料配信開始

株式会社CIN GROUP SDS事業部内『エンジニアラボ』では、自社プロダクトシリーズ第2弾として、一人称ホラーアドベンチャーゲーム『先端恐怖症』を開発。5月4日よりSteamにて無料配信を開始いたしました。

【このゲームについて】

恐怖症とは――特定のある一つのものに対して、心理学的および生理学的に異常な恐怖を感じる症状。その中でも特に先の尖ったものに対して恐怖心を抱く疾患を先端恐怖症と呼ぶ。

このホラーゲームでは、プレイヤーは先端恐怖症になった看護師として、病院内で業務を進めながら彼女の先端恐怖症の原因を探ります。しかし、深く掘り下げるにつれ、驚くべき事実が明らかになり、衝撃的なラストへと導かれます。

小規模ながらもプレイヤーを引き込む深いストーリーと、緻密な演出による臨場感あふれる恐怖体験を提供しています。

【開発の背景】

『先端恐怖症』はCIN GROUPのSDS事業部が擁する「エンジニアラボ」から生まれたオリジナルプロダクト第二弾です

SDS事業部ではシステムエンジニアリングサービス、受託開発などシステム開発を生業としていますが、若手エンジニアの育成にも力を注いでいます。従来のエンジニアに対する先入観を覆すべく、ビジネススキルの習得や働くことに対する意識・意欲喚起など、多角的に教育や学びの場を用意。技術力だけでなく、真に市場価値の高いエンジニアへと成長できる環境の整備に取り組んでいます。

そのひとつが「エンジニアラボ」。開発現場で経験を積んだエンジニアの中からリーダークラスに準ずるメンバーが自由な発想でプロダクトを企画、開発からリリースまで一貫して経験できる実験室です。エンジニアラボで開発されるプロダクトは商用ベース重視ではなく、あくまでエンジニアの知的好奇心を刺激する、あるいはエンジニア自身が不便に感じている課題の解消を目的としたものになります。

今回の『先端恐怖症』も弊社所属エンジニアが開発を担当。Unity(ゲームエンジン)を用いて開発されました。『先端恐怖症』は3名でローンチまで完結。特に開発責任者の佐藤は実務経験3年未満にも関わらずシナリオ、キャラクター設定からサウンドデザイン、グラフィックデザイン、Blenderを用いた3Dモデリング、プログラミングなど全ての開発工程に携わっています。

エンジニアラボからはこの先も第三弾、第四弾とオリジナルプロダクトの開発を進めていきます。

【開発責任者からのコメント】

今回開発に至ったきっかけは、学生の頃からゲームクリエイターになることが夢であったことや、ホラーゲーム実況を見て自分もこのような楽しいゲームを提供できたらいいなと思ってたためです。
ただしスキルが追いつかない場面も。Unityの使い方も、C#の基礎も理解があいまいな状況から、半年間で完成まで仕上げるのはとても苦労しました。

特に、Unityは画面上で操作できるものも多く、かつ英語版のエディターを使用していたため英語の理解も必要でした。これに関してはスマホのGoogle翻訳アプリで画面ごと翻訳して対処していました。笑(日本語版にしてもよかったのですが、わからないことを検索するときに日本語だとあまりヒットしないので)

またC#はいままで使用していた言語とは決まり事や特性などが大きく異なり、調べながら慣れるしかなかったです。ただし新しく言語を学ぶこと自体は楽しく、パフォーマンスについて考えるいいきっかけになりました。

開発を通じて設計(今回で言えばストーリー構成)がいかに大切かを学ぶことができ、また、ストーリーに沿った素材集めはあらかじめ行った方が効率が良いなど、ゲーム開発における流れについて一通り習得することができました。

いろいろな壁を乗り越えて無事ローンチに至り、多くの方に遊んでいただき、かつ小規模ながらもストーリーはしっかりしている、といったお声が多くうれしかったです。いろんな方の目に触れて、同僚たちが制作してくれた3Dも世に見せることができ、改めてゲーム開発に携われてよかったなと思いました。

その反面、反省も多くあります。メニューが開かない、すり抜ける、セリフがループする…といったバグも多く、テストの甘さを痛感しました。また、縮小したとはいえ技術的にはまだまだ盛り込める要素があったなと思い、個人的には妥協の多い作品になってしまいました。加えてこれまでの現場でも新規開発に携わることがなかったため、基本的な知識も薄く寄り道だらけの非効率な開発でもあったなと思います。

これらの反省は次に活かし、また同じくゲーム開発を志す方たちにも受け継いでいけたらと思っています。

今後の抱負としては、ゲームエンジンをUnityから将来性のあるUnrealEngineに切り替え、ジャンルは変えずにゲーム制作を続けていけたらと思います。みなさんもよかったらホラーゲームを触ってみてくださいね。

CIN GROUP SDS事業部『先端恐怖症』開発責任者 佐藤安由美

【『先端恐怖症』情報ページ】

https://store.steampowered.com/app/2394740/_/

【システム要件】
最低:
64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
OS:Windows 10
プロセッサー:Intel(R) Core(TM) i5-8250U
メモリー:8 GB RAM
グラフィック:Intel(R) UHD Graphics 620

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